2025.05.25
キッチン
キッチンを家の中心と考えて設計することが多いです。
食事は人の身体をつくるのでちょっとさぼると私の場合、口内炎ができたりします。
朝起きてコーヒーを飲み、朝ご飯をつくり、掃除と洗濯、仕事をしてもう昼ご飯。
午後仕事をして気が付くと夕ご飯。
面倒臭くなることも多々ありますが、基本的に食いしん坊なので
〇〇が食べたい!の気持ちが勝って作りはじめると夢中になっています。
出来たてを温かいうちに食べたいし、食べてほしい。
一日のうち少なくとも4時間はキッチンにいるのだと考えるとなんとも長い時間です。
間取りを考える時には、キッチンで過ごす時間が楽しみになるように
動線・収納・窓から入る光の動き・風の流れ・家族とのつながりなどをあわせて考えていきます。
・動線
コンロ・シンク・カウンター・冷蔵庫・パントリーを2~3歩くらいの範囲で回れるように。
つくりやすさと同時に片付けのしやすさも大事。
カウンターとキッチンとの間は2人が立ってすれ違えると作業しやすいな。
・収納
パントリーを設けて、食材をしまいやすく取り出しやすい棚を設けたい。
ストックの量が一目見てわかるように。
下準備や出来たてをすぐにサービスできるカウンターを兼ねた収納も便利。
・窓から入る光の動き
朝起きてまず行くのはキッチン。朝日で目が覚めていく。できれば朝日を浴びながら朝食を。
・風の流れ
風が抜けると自然換気になるとともに、季節の変化を感じられる。
できれば窓からは樹木の緑や花が見られたら最高。
そのほか、家族とどのように食事をしたいかなどをうかがいながら考えます。