Architect Blog「日々のこと」 ー 建築士のブログ ー

家をつくるということ

家ができあがるまでにはたくさんの工程があります。
白紙状態のときに完成までのたくさんの工程を思うと気が遠くなりますが、
職人さんや材料問屋さんなど沢山の人たちと力を合わせて作っていきます。
完成まではいろいろと予想外なことも起きますが最後には丸くおさまって大抵忘れてしまいます。

思いをこめて図面を引くとそれは職人さんに伝わってよりいいものを作ろうとしてくれると感じます。
職人さんの思いは、現場に入るとピンとして伝わってきます。不思議です。
そんなたくさんの職人さんの技術や思いが積み重なって家ができてゆきます。

新しい家での暮らしを楽しみにしてくれている建主さんの思いが私たちを動かす力となっています。
間取りに悩み、使用する材料の1つ1つを一緒に決めてきたからこそ出来上がるとなんとも嬉しい気持ちになります。
家づくりは責任重大で身がすくむほどですが、任せていただいた喜びはすべてを上回ります。