2025.06.01
普通の家
いろいろとこだわった家もいいなと思うのですが
今では普通の家がいいなと思うようになりました。
私にとっての普通の家とは
間取りはシンプルで、屋根は切妻、軒は深く、高さはおさえて
暑さ寒さの対策と耐震性はぬかりなく
床は無垢のフローリング、壁は木や珪藻土など、経年を楽しめる自然素材で
お互い好きなことに没頭できるちいさな部屋が1つずつあり
歳をとっても手入れやメンテナンスが面倒でない範囲でできて、
2人と1匹がほどよい距離感を保ちながら各々好きなことができて
最後どちらかがひとりになっても寂しくない大きさの家。
窓からは緑や山が見れたら言うことなし。。。
言葉にすると自分の普通もたくさんあるなと思いました。
「普通の家」は「よくある家」とは違うので、結局唯一無二の家になるのでしょう。
設計する時も住み手の普通を聞かせてもらい、その土地にあった家をつくりたいと思っています。